探偵情報

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盗聴器発見器 購入時の選び方

大前提として、発見されてもされなくても確実に調査をして『安心』を手に入れたい!
そう考えるのであれば、セルフ調査ではなく専門業者にお願いするべきです。
盗聴器発見調査は機器性能の差以上に、経験ノウハウの差によって成功率に圧倒的な差が出ます。
どうしても自分でやってみたい!という方は本記事を参考に最適な機種選びから始めましょう。


盗聴器発見器はプロが使うような高性能機器も含めて誰でも購入する事ができます。
自分で調査をしてみたいと思い立った時は何を基準に選ぶべきか?
選び方・見極め方をいくつか解説します。

機器より経験

発見器の価格差や性能差はピンキリです。
発見器調査には、経験やノウハウがとっても大切であると断言できます。

とある大手探偵社の『盗聴器発見調査マニュアル』なるものを拝見したことがありますが、画像・文章あわせて実に70ページにも及ぶ立派な資料でした。

調査に必要な一定レベル以上の発見機は必須ですが、どんなに高性能な発見機であっても、使い手によっては文字通り『宝の持ち腐れ』です。

価格差

ネットや専門店で販売されている発見器は1,000円~800,000円前後と幅があります。
主な違いは受信できる盗聴電波の周波数範囲の違いです。
製品によっては、盗撮器発見やGPS発見機能などの付帯性能による価格差が見受けられます。

周波数が狭ければ、その分発見できる盗聴器の種類が限定されてしまいます。
逆に広ければ、あらゆる電化製品に反応してしまいます。
1万円未満で購入できる製品のほとんどはおもちゃと考えていいと思います。

調査員A
難しく考えず、まずは1万円以上の発見器を購入するのが妥当かと思います。

付帯機能

市販されている盗聴器発見器には様々な機能が付帯されているものもあります。

・盗撮器(隠しカメラ)発見機能
・GPS(位置情報)発見機能

付帯機能が多いほど良いとは言い切れませんが、それぞれを個々に購入するよりお得な価格設定となっていることが多いです。

  • 多機能を使いこなせるのか?
  • 多機能な故に何に反応しているのか不明?
  • 機能が独立した専門器より性能が劣るのではないか?

これら総合的な判断が必要です。

受信範囲

発見器には必ず受信できる周波数の範囲が記載されています。
また、範囲と共に受信タイプの違いも大切です。

・広域電波探知型(全周波数感知型)
・特定電波探知型(特定周波数感知型)

– 広域電波探知型

記載範囲内の電波受信が可能です。
〇MHz(低周波)~〇GHz(高周波)まで製品により受信範囲が異なります。

幅広いタイプの盗聴器に反応できるメリットがある反面、電化製品など、盗聴器とは無関係なあらゆる電波にも反応を示します。

– 特定電波感知型

盗聴に使われやすい周波数に絞って探知する発見器で、取扱が容易である反面、限られた盗聴器にしか反応を示しません。

一昔前のように「盗聴3波・6波」の調査で済んだ時代ならいざ知らず、安価な外国製盗聴器も溢れかえる昨今において限定的な周波数調査で十分な成果は期待できないでしょう。

製造国

盗聴器発見器は海外製品もたくさん流通しています。
それぞれが価格相応の機能であり、特定の製造国だから性能が悪いというわけではありませんが、海外製は説明書が外国語であったり、分かりづらい翻訳であったりなどの不便はぬぐい切れません。

調査員A
こだわりがなければ日本製がおすすめです。取扱いの良さ、保証、アフターフォローなど総合的に判断しましょう。

結論

何円以上やどのレベルの機器なら間違いないなど一律ではありません。

安価であれば調査対象(受信周波数)も狭まる傾向にあり、購入しても失敗となる可能性が高いです。
かといってプロが使うような10万円を超えるような機種が必要かといえば、それならば調査自体をプロに任せた方が費用対効果は間違いなく高いはずです。

調査員A
どうしても自分でやってみたい!という方以外は最初から業者にお願いした方が安心ではないでしょうか。
盗聴/盗撮の疑いがある部屋から当社への連絡は絶対にお控えください。
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